【梅雨のヒロイン】「アジサイ」の七変化!色が変わるってホント!?
「また雨か…」通勤中の憂鬱な気分を吹き飛ばしてくれるもの、ないかな?
そんなあなたに朗報です!
ジメジメした梅雨の季節も、アジサイの魅力を知れば、楽しみが倍増するんです。
仕事や家事のスキマ時間に、アジサイの知られざる秘密を覗いてみませんか?
色とりどりのアジサイが咲き誇る風景は、きっとあなたの心を癒してくれるはず。
今回は、アジサイの生態や歴史、そして雨の日だからこそ楽しめるアジサイ観賞スポットまで、たっぷりご紹介します。
この記事を読めば、あなたもアジサイの魅力にハマってしまうかも?
アジサイは、実はカメレオン!?七変化の秘密に迫る!
アジサイといえば、青やピンク、紫など、様々な色の花が咲くことで知られていますよね。でも、実はこれ、土壌のpH(酸性度)によって色が変わるって知っていましたか?
そう、アジサイはまるでカメレオンのように、周りの環境に合わせて花の色を変えるんです!酸性土壌では青色、アルカリ性土壌では赤色に変化し、中性土壌では紫色になることが多いようです。
さらに、「七変化」と呼ばれる品種のアジサイは、一つの株で様々な色の花を咲かせるというから驚きです。まるで、アジサイが魔法を使っているみたいですよね!
アジサイって色が変わるんだニャー!まるで魔法使いみたいニャー!
そうなんだよ。アジサイの花の色は、アントシアニンという色素と、土壌中のアルミニウムイオンの反応によって決まるんだ。
美しいだけじゃない!アジサイの意外な一面
アジサイは、その美しい姿で私たちを楽しませてくれますが、実は意外な一面も持っているんです。なんと、アジサイの葉や根には毒が含まれているんです!
でも、ご安心ください。普通に観賞している分には全く問題ありません。大量に食べたりしなければ、中毒になる心配はありません。
ただ、小さなお子さんやペットがいる場合は、誤って口に入れないように注意が必要ですね。
アジサイって毒があるんだニャー!びっくりニャー!
アジサイの毒は、青酸配糖体という物質なんだ。でも、適切に処理すれば、食用にすることもできるんだよ。
西洋アジサイのルーツは、まさかの日本!?
西洋で品種改良された「ハイドランジア」と呼ばれるアジサイ。実は、そのルーツは日本のガクアジサイだって知っていましたか?
江戸時代末期、長崎に滞在していたドイツ人医師シーボルトが、ガクアジサイをヨーロッパに持ち帰ったのが始まりです。その後、ヨーロッパで品種改良が重ねられ、現在のような華やかな西洋アジサイが誕生したのです。
日本生まれのアジサイが、海を渡って世界中で愛されているなんて、なんだか誇らしい気持ちになりますね。
西洋アジサイって日本生まれだったんだニャー!知らなかったニャー!
シーボルトは、アジサイだけでなく、様々な日本の植物をヨーロッパに紹介したんだ。彼は、日本の植物学の発展にも大きく貢献した人物なんだよ。
雨上がりが待ち遠しい!? アジサイの名所へ出かけよう!
アジサイの魅力を知ったら、いてもたってもいられなくなっちゃいますよね? そこで、雨の日でも楽しめる、とっておきのアジサイ観賞スポットをご紹介します。
1. 鎌倉 長谷寺
約40種類、2500株のアジサイが咲き誇る「あじさい路」は圧巻! 境内からは由比ヶ浜の海も一望でき、アジサイと海の絶景コラボレーションを楽しむことができます。
2. 箱根登山鉄道 あじさい電車
アジサイの季節になると、箱根登山鉄道では「あじさい電車」が運行されます。 車窓から眺める色とりどりのアジサイは、まるで絵画のよう。 箱根の豊かな自然とアジサイのコントラストに、心癒されること間違いなしです。
3. 京都 三室戸寺
「花の寺」として知られる三室戸寺は、関西屈指のアジサイの名所。 約50種、1万株のアジサイが咲き乱れる様子は、まさに「あじさい園」と呼ぶにふさわしい美しさです。 ハート型のアジサイを探してみるのも楽しいですよ!
これらの他にも、全国各地に素晴らしいアジサイ観賞スポットがたくさんあります。 ぜひ、お近くのスポットを探して、お出かけを楽しんでみてくださいね!
アジサイの魅力はまだまだ続く!
アジサイは、梅雨の時期から夏にかけて、約1ヶ月間も花を楽しむことができます。これは、他の花に比べて比較的長い開花期間です。
また、アジサイの花言葉には、「移り気」や「浮気」といったネガティブなイメージのものもありますが、「家族団欒」や「和気あいあい」といったポジティブな花言葉も持っています。
アジサイは、私たちに長い間、美しい花と癒しを与えてくれる、まさに梅雨のヒロインと言えるでしょう。
まとめ
今回は、アジサイの知られざる秘密や魅力をご紹介しました。色が変わる不思議な性質、意外な毒性、日本のガクアジサイがルーツであること、そして長い開花期間。
アジサイは、私たちを梅雨の憂鬱から救ってくれる、まさに癒し系の花。この記事を読んで、アジサイへの興味が深まっていただけたら嬉しいです。ぜひ、雨上がりのアジサイを見に出かけて、その美しさに癒されてくださいね!